ハトムギCRDエキス -はと麦きれいプロジェクト-

はと麦の説明

● ハトムギを煮てみよう(下ごしらえ)

徳川吉宗が国産奨励したとされるハトムギが、現代の国民の皆さんにはほとんど食されていないのは、大変残念なことだと思われます。農家の方の中にも、うちは米づくり専門だから、雑穀のハトムギは作らないと公言している方もいらっしゃるようですが、ハトムギの様々な機能性をご覧になれば考えも変わってくると思います。ハトムギは他の穀類ではとうていまねのできない健康効果満載の穀物なのです。しかも、栄養成分については、前述したようにお米と全く遜色はありません。

3000万人に愛用されているクックパッドを検索してみますと、ハトムギ料理は極めて投稿が少なく、お米と比べると、約500分の1に満たない件数です。これは、主婦がいかにハトムギ料理を作っていないかという事の現れだと思います。しかし、わずか200件ほどの投稿でも大変工夫されたおいしいレシピを検索することができますので、ぜひ一度ご覧になることをお勧めします。

ハトムギは購入したら、2~3回水ですすぎ、水に3-4時間浸しておくのがコツです。冷蔵庫で一日水につけたものを使う人もいます。茹で方は簡単です。約4-5倍量の水で十分柔らかくなるまで弱火で焦げ付かないように煮ると出来上がりです。用途にしたがい、硬さを調整するといいでしょう。粒は煮ると膨らみます。圧力釜で煮ると最も手早く仕上がります。コツは、水分量を多めにしておくことです。ここで忘れてはならないのは、煮汁は絶対に捨てないことです。煮汁にはハトムギの有用成分がたくさん含まれているので、みそ汁やスープに混ぜたり、他の煮物に使用することをぜひお勧めします。また、一度にたくさん作って作り置きしておくと便利です。小袋に小分けし、冷凍しておけばいつでも気軽に使用でき便利です。上記のように煮るのが面倒な場合は、水に十分漬け置きしておいたハトムギを、普通の炊飯器で玄米モードにして炊きましょう。うまく炊けたら、小分けして冷凍保存しておきましょう。

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